県大会感想② 気になった高校の(山工、山東、置農、東桜)

まず、各校お疲れ様でした。

では、個人的に気になった(悪い意味ではない)高校の感想書いてきます。

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上演5:置賜農業高校『とある愛好会の話。』

計時だったので袖からでしたが……

まずセットが好きでした。前方と後方が使えて、そこが繋がっているから行き来もできる。そこはあ、成程、と思いました。

また、オチに持っていくまでが綺麗だったと思います。

登場人物の名前にも規則性があって、面白かったです。

お疲れ様でした。

 

上演7:東桜学館高校『「元年」〜ろくなもんじゃねえ〜』

最初は平成元年かなぁ、と思ったらまさかの2つの「元年」が交錯するとは。

一応脚本書く身として、上手く書いたなぁ、と思いました。

同じセット、同じ絵(その絵も秀逸というかなんというか)で2つの「時代」を表現するのもありそうでなかったなぁ、と。

あと、母は強かったですね。

お疲れ様でした。

 

上演8:山形工業高校『変遷ゲーム』

印象的なシーンが多い舞台だったな、と。

また、場転のやり方など、参考にできる部分も多かったです。(これ絶対無理だわと思うところもありましたが笑)

あと相変わらずの美声でしたね、まこっちゃん🎶

あれ?と思ったのはまぁ、審査員の人と同じで最後が冗長だったかな、と。

お疲れ様でした。

 

上演9:山形東高校『城砦』

鳥の羽ばたきに東みを見ました!←

で、今回の舞台ですが、何となくしかわかりませんでした。が、私なりの考察を少し。

この舞台は、「マジョリティとマイノリティ」の表現なのかな、と思いました。

シアやイドラは、中の人から見れば「マジョリティ(大多数)」ですが、外から見れば「マイノリティ(少数派)」ですよね。逆に、外に出たジャスは中から見てマイノリティ、外から見たらある意味一般人だからマジョリティ。

ただ、中の人にはマイノリティだ、という自覚?というか、感覚が無く、『我々が世界だ』という感覚だったのかな、と思ってましたが……どちらかと言うとわかっていて無視してたのかな、とも思いました。

……ともとれますし、ただ嫌なことがあっても殻に閉じこもらないで、というだけともとれるので、演劇って凄いなぁ、山東さん凄いなぁと思って観てました。

勿論裏方さんの技量は怖いくらいでした。

お疲れ様でした。